宮崎トトロ完全ガイド｜日南・高原町の聖地巡礼と土々呂駅の真相

宮崎にトトロがいるって聞いたけど、一体どこにあるの？実は宮崎には複数のトトロスポットがあって、それぞれ魅力が全く違うんです。

日南市の絶景フォトスポット「富土のトトロ」、クオリティの高さで話題の高原町の巨大オブジェ、そして「土々呂」という地名の駅まで。

この記事では、宮崎トトロの全聖地候補を地図付きで徹底解説。アクセス方法、撮影のコツ、訪問時のマナー、周辺観光情報まで完全網羅しています。宮崎トトロ巡りを計画中の方は、ぜひ最後までご覧ください！

【総論】宮崎にいる「トトロ」は一つじゃない！全聖地候補徹底解説

宮崎県には「トトロ」に関連するスポットが複数存在し、それぞれ異なる魅力を持っています。ここでは全てのトトロスポットの概要と特徴を解説していきます。

全トトロスポットの地図と概要

宮崎県内のトトロ関連スポットは主に4か所あり、それぞれ県内の異なるエリアに点在しています。

最も人気が高いのが日南市の「富土のトトロ」、次いで高原町のコンクリート製巨大オブジェ、延岡市の「土々呂駅」、そして日之影町の期間限定コケアートです。

圧倒的人気！日南市「富土のトトロ」の特徴

日南市の富土地区にあるトトロは、宮崎のトトロスポットの中で最も人気が高く、SNS映えする絶景スポットとして知られています。

バス停の待合所に大きなトトロと猫バスの絵が描かれており、田園風景を背景にした撮影が楽しめます。映画のワンシーンを再現したような雰囲気が魅力です。

赤い傘が設置されているなど、細部までこだわった演出がファンの心を掴んでいます。訪問者が最も多いのもこのスポットです。

クオリティが話題！高原町のコンクリートトトロ

高原町にあるトトロは、コンクリート製の巨大オブジェで、そのリアルなクオリティが話題となっています。

個人が製作したとは思えないほどの完成度で、トトロの表情や質感まで細かく再現されています。道路沿いに設置されているためアクセスしやすく、気軽に立ち寄れるのも魅力です。

富土のトトロとは異なり、立体的なオブジェとして存在感があり、別の楽しみ方ができるスポットとなっています。

聖地疑惑？延岡市「土々呂（ととろ）駅」の真相

延岡市にあるJR日豊本線の「土々呂駅」は、その読み方が「ととろ」であることから、ジブリファンの間で話題になっています。

しかし、この地名は「となりのトトロ」とは直接的な関係はなく、古くからある地名です。駅舎自体は普通の駅ですが、駅名標の写真撮影に訪れる人もいます。

トトロの装飾などは特にありませんが、地名そのものがトトロと同じ読み方であることが、ユニークなスポットとして認識されています。

期間限定？日之影町のコケアート

日之影町では、期間限定でコケを使ったトトロのアートが展示されることがあります。

自然素材を使った環境に優しいアートとして、イベント時などに登場します。ただし常設ではないため、訪問前に開催状況を確認する必要があります。

自然の緑が生み出すトトロは、他のスポットとはまた違った趣があり、期間限定だからこその特別感を味わえるスポットです。

【絶景の穴場】日南市「富土（ふと）のトトロ」完全訪問ガイド

日南市の富土地区にあるトトロスポットは、宮崎トトロ巡りのハイライトと言えます。ここでは詳しいアクセス方法から撮影のコツまで、訪問に必要な情報を全て解説します。

富土のトトロの正確な場所とアクセス

富土のトトロは、日南市北郷町の富土地区にあるバス停「富土」に設置されています。宮崎市中心部から車で約1時間、日南市街地からは約30分の距離です。

カーナビで検索する際は「日南市北郷町郷之原 富土バス停」または近隣の目標物を設定すると便利です。

• 宮崎市から：国道220号線を南下、約60km（車で約1時間）
• 日南市街地から：国道222号線経由、約20km（車で約30分）
• 公共交通：宮崎交通バス「富土」バス停下車すぐ（本数少ないため要確認）

山間部にあるため、レンタカーやマイカーでの訪問が最も便利です。道は比較的整備されていますが、細い山道もあるため運転には注意が必要です。

駐車場と混雑状況

富土のトトロには専用駐車場はありませんが、バス停付近に数台分の停車スペースがあります。

平日は比較的空いていますが、週末や連休は多くの観光客が訪れるため、午前中の早い時間帯がおすすめです。特にゴールデンウィークやお盆期間は混雑する傾向があります。

路上駐車する際は、地元の方の通行の妨げにならないよう、必ず道路脇に寄せて停めるようにしましょう。長時間の駐車は避け、撮影が終わったら速やかに移動することがマナーです。

見どころ：猫バスの絵と映画の名場面再現

富土のトトロの最大の見どころは、バス停の待合所に描かれた大きなトトロと猫バスの絵です。

トトロが雨の中でバスを待つ、映画の名シーンを彷彿とさせる構図になっており、まるで映画の世界に入り込んだような体験ができます。

• 待合所の壁面いっぱいに描かれたトトロの絵
• 猫バスが走る様子を描いた側面の絵
• 設置された赤い傘（撮影小道具として人気）
• 周囲の田園風景との調和

季節によって周囲の風景が変わり、春は新緑、夏は青々とした田んぼ、秋は黄金色の稲穂と、四季折々の表情を楽しめるのも魅力です。

写真撮影におすすめのアングル

富土のトトロを美しく撮影するには、いくつかのベストアングルがあります。

最も人気があるのは、待合所の正面から赤い傘を持ってトトロと一緒に写る構図です。傘を差しているポーズで撮影すると、映画のワンシーンのような写真になります。

• 正面アングル：トトロと猫バスの絵を全体的に捉える
• 斜めアングル：田園風景を背景に入れた構図
• 寄りアングル：トトロの表情をクローズアップ
• 引きアングル：待合所全体と周囲の自然を一緒に

午前中は順光で明るく撮影できるためおすすめです。午後は逆光になることがあるので、撮影時間帯にも注意しましょう。

訪問時のマナーと赤い傘の注意点

富土のトトロは地域の方々の好意で維持されているスポットです。訪問時は必ずマナーを守りましょう。

設置されている赤い傘は撮影用の小道具ですが、破損や持ち去りが問題になっています。使用後は必ず元の場所に戻し、丁寧に扱ってください。

• 大声を出さない（周辺は住宅地です）
• ゴミは必ず持ち帰る
• 赤い傘は撮影後必ず元に戻す
• 待合所の中に入る際は靴を脱ぐ
• 私有地には立ち入らない
• 長時間の占有は避ける（他の訪問者に配慮）

マナーを守ることで、この素敵なスポットが今後も維持されていきます。一人ひとりの配慮が大切です。

【リアルさ驚愕】高原町の巨大オブジェ＆地名「土々呂駅」の謎

富土のトトロとは異なる魅力を持つ、高原町の巨大オブジェと延岡市の土々呂駅について詳しく解説します。

高原町のトトロの誕生秘話と製作者

高原町のトトロは、地元の造形作家によって制作されたコンクリート製の巨大オブジェです。

個人の私有地に設置されており、製作者の方がジブリ作品への愛情から自主的に制作されました。正式な許可を得ているかは不明ですが、地域のランドマークとして親しまれています。

制作には数か月を要したとされ、細部まで映画のトトロを忠実に再現しようとする情熱が感じられる作品です。現在も製作者の方が管理されています。

なぜリアル？オブジェのクオリティ評価

高原町のトトロが話題になる理由は、その驚くべきクオリティの高さにあります。

コンクリートという素材ながら、トトロのふっくらとした体型や優しい表情が見事に表現されています。高さは約2メートル以上あり、見上げるほどの存在感です。

• 表情の再現度：目や口の形が映画に忠実
• 体型のバランス：丸みを帯びた愛らしいフォルム
• 質感の表現：コンクリートながら柔らかさを感じる仕上がり
• 彩色の工夫：グレーの濃淡で立体感を演出

道路沿いに設置されているため、車で通りがかった際にも目立ち、多くのドライバーが足を止めて撮影していきます。

土々呂駅（延岡市）の地名の由来

延岡市にある「土々呂駅」の読み方は「ととろ」ですが、この地名の由来はジブリ作品とは全く関係ありません。

土々呂という地名は古くから存在し、諸説ありますが、地形や土地の特徴から名付けられたとされています。一説には「土が露出している場所」という意味があるとも言われています。

偶然にも「となりのトトロ」と同じ読み方になったことで、ジブリファンの間では「聖地」として認識されることもありますが、公式な関連性はありません。

土々呂駅とジブリ公式の関連性

土々呂駅とジブリ作品「となりのトトロ」には、公式な関連性は一切ありません。

駅舎にトトロの装飾があるわけでもなく、ジブリ側が聖地として認定しているわけでもありません。あくまで地名の読み方が偶然一致しているだけです。

ただし、その偶然性を楽しむファンも多く、駅名標の写真を撮影したり、記念にスタンプを押したりする訪問者もいます。普通の駅として機能しているため、訪問時は他の利用者の迷惑にならないよう配慮が必要です。

宮崎トトロ巡りを楽しむための周辺観光情報とまとめ

宮崎トトロ巡りをさらに充実させるための周辺観光スポットや、押さえておくべき重要ポイントをまとめてご紹介します。

トトロ巡りと相性抜群のおすすめ周辺観光スポット

宮崎のトトロスポットの周辺には、魅力的な観光地が数多く点在しています。

富土のトトロがある日南市周辺には、飫肥城下町、鵜戸神宮、サンメッセ日南などがあります。高原町周辺には霧島連山の絶景スポットや温泉施設が充実しています。

1日で複数のトトロスポットと周辺観光を巡るルートを組むと、宮崎観光をより充実したものにできます。

トトロ関連グルメ「となりがトトロ」の紹介

宮崎市内には「となりがトトロ」という名前の飲食店が存在します。

店名がトトロに関連しているだけで、ジブリ公式のコラボレーション店舗ではありませんが、トトロファンが訪れることも多い隠れた人気店です。

宮崎の郷土料理やランチメニューを提供しており、トトロ巡りの食事休憩スポットとして立ち寄るのも面白いでしょう。事前に営業時間や定休日を確認してから訪問することをおすすめします。

宮崎トトロ探訪の重要ポイントの要約

宮崎のトトロ巡りを成功させるための重要ポイントをまとめます。

• 最も人気が高いのは日南市の富土のトトロ、絶景フォトスポット
• 高原町のトトロはリアルな巨大オブジェ、アクセス良好
• 土々呂駅は地名が「ととろ」なだけで公式な関連性はなし
• 富土のトトロは車でのアクセスが便利、駐車マナーを守る
• 赤い傘などの小道具は使用後必ず元に戻す
• 撮影時は周辺住民への配慮を忘れずに
• 午前中の訪問が混雑回避と撮影光線の面でおすすめ
• 周辺観光と組み合わせると1日充実したプランになる

これらのポイントを押さえておけば、宮崎トトロ巡りをスムーズに楽しむことができます。

よくある質問と回答（FAQ）

宮崎トトロ巡りに関してよく寄せられる質問をまとめました。

Q1. 宮崎のトトロスポットはジブリ公式の施設ですか？
A1. いいえ、いずれも公式施設ではありません。地域の方や個人が独自に制作・維持しているスポットです。

Q2. 富土のトトロに入場料は必要ですか？
A2. 入場料は不要です。無料で見学・撮影できますが、マナーを守って利用しましょう。

Q3. 雨の日でも訪問できますか？
A3. 訪問は可能ですが、富土のトトロは屋外のため、雨の日は撮影が難しくなります。高原町のトトロも同様です。

Q4. 所要時間はどのくらいですか？
A4. 各スポットでの滞在時間は15〜30分程度です。移動時間を含めると、複数箇所巡るなら半日〜1日のプランがおすすめです。

Q5. 子供連れでも楽しめますか？
A5. はい、お子様も楽しめるスポットです。ただし富土のトトロは山間部にあるため、小さなお子様連れの場合は安全に配慮してください。

Q6. 近くに飲食店やトイレはありますか？
A6. 富土のトトロ周辺には飲食店やコンビニが少ないため、事前に準備しておくことをおすすめします。高原町は比較的施設が充実しています。

Q7. 赤い傘は誰が設置したのですか？
A7. 地域の方が訪問者のために善意で設置されています。大切に扱い、必ず元の場所に戻しましょう。